《本記事の概要》親として子どもにしてあげられることは何があるだろう?と考えました.自分は何をしてもらっただろうと思い出しながら.今の私にできることは,これから成長していく子どもと,子育てを中心的に担う妻にとって最良の”環境”を提供することだと思っています.
親が子どもにしてあげられること
先日子どもが産まれ,「父親」になりました.親になって思うことは,子どもが成長したとき,自分の道を自ら切り拓いていける人であって欲しい,ということです.
親が子どもにしてあげられることのひとつは,子どもが選択や決断をするために多くの可能性を提供してあげること,そして,その選択や決断を後押ししてあげることではないでしょうか.決して親が子どもの人生を決めるわけではありません.
この記事では,父親になってまだ1ヶ月も経っていない新米パパの私が,子育てについていま思うことを書いてみたいと思います.似たような境遇の方の何かの参考になれば幸いです.
子育て環境は大事
今日お伝えしたいことは,「子育てってやっぱり環境が大事」ということです.
ここでいう「環境」とは,子育ての助けを得られる環境という意味です."孤育て"ではなく,"子育て"ができる環境がいいなと思います.つまり,(子どもから見て)お父さんお母さんが居て,お祖父ちゃんお祖母ちゃんが居て,ひいお祖父ちゃんひいお祖母ちゃんも居て,ご近所のおじさんおばさんも居て・・・そんな人に囲まれた環境で,周りの先輩パパママの力も借りながら,子育てしたいと思っています.
「子育ては孤独だ」というネット記事を見かけます.(例えばconnie.jpの記事や,itmama.jpの記事など.)
これらの記事にあるように,子育てのことで周りに頼れる人がいない!という状況は多いみたいですね.それもそのはず.厚生労働相の調べなどによると,日本の核家族世帯の数は右肩上がりに増加しているのです.(参考記事)
子育ては大変
やっぱり子育ては大変なのです.男性の育休取得が進んできたとは言えども,まだまだ少なく,子育ての中心はママが担っています.多くの場合,パパは日中仕事で,その間ママが1人で育児という状況になりますね.
「ひとりの子どもを育てるには村中の大人の知恵と力が必要」というアフリカのことわざがあるそうです.子育てに人手が必要なのは万国共通の認識にも関わらず,仕事の都合だけで核家族となり,良い子育て環境が実現できないというのは,「働き過ぎの日本人」の特徴かもしれません.
脱・孤育て
そんな我が家も"孤育て"に陥りがちな世帯でした.私は三重県の田舎出身で,お隣の愛知県で仕事をしているサラリーマンです.当然,住んでいるのは愛知県内でした.「愛知県内でした」と過去形なのは,私の場合,子どもの誕生に合わせて三重県の田舎に引っ越したからです.
会社は遠くなりました.自転車で20分の距離から,電車で2時間の通勤に変わりました.でも,働き方を変えれば毎日通勤できない距離でもありません.家族と一緒に夕食を食べられる時間にも帰れます.
企業の働き方改革も進みつつあります.在宅勤務が普通になる日もそう遠くはないでしょう.
いま私は,たくさんの人に囲まれた子育て環境を実現できています.子育て初心者なんだから,頼れるところは周りに頼るべきだと思います.力を貸してもらう分,自分たちができる別のところで恩返しすればいいのです.
多くの人に囲まれた暖かい環境で,子どもがすくすかと育ってくれることを願います.
おわりに
今回は子育て環境についてお話ししました.私は私にしかできないことをやりたいと思っています.いま会社でやっている仕事は,私以外の人でもある程度経験を積めばたぶんできます.でも,子どものために環境を作ってあげられるのは,親である私と妻にしかできないことだと思います.
だから仕事のやり方を工夫して仕事の時間を減らし,子育てしやすい環境に移り住んだのです.
長距離通勤になったという事実だけを身近に居る上司や同僚などに伝えると,みんな引いてしまいます.やっぱり片道2時間の通勤なんて考えられないみたいですね.まぁドン引きされようが何と思われようが構わないのですけどね.
最後まで読んでいただきありがとうございました.
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